空気の乾燥する秋。
お肌のカサつきが気になる人も多いのではないでしょうか。
この季節、実はお肌だけではなく外気に触れている目も、乾きやすくなっています。
さらに、人はまばたきをすることで涙の分泌が促され、涙をいきわたらせて、眼を保護していますから、
パソコンやスマホなどを長時間使用すると、無意識のうちにまばたきの回数が減って、さらに乾燥することになります。
「目が乾く」、「目が疲れやすい」、「目がゴロゴロする」などの症状を感じていたら要注意です。
もしかしたらすでにドライアイかもしれませんよ(><)
ドライアイってどんな感じ?
眼は涙で潤った状態でないと傷がついてしまいます。
ドライアイとは、言葉の通り、眼が乾燥している状態のことを言いますが、
大きく分けて2つのタイプに分けられます。
よくある原因として考えられるのは、
☆長時間のパソコン作業、特にスマホの画面を暗闇で見続けたり、車の運転など集中する作業が続いた時のまばたきの回数減少。
☆コンタクトレンズの長時間使用や空調(エアコンなど)による室内の乾燥による目の乾き。
☆加齢による涙の分泌量の減少や質の低下。
眼科では、ドライアイの状態に応じて、個人に合った点眼液を処方してもらい治療します。
★涙液を補う。
★涙の分泌を増やす。
★涙の性状を改善させ、眼が潤った状態になるようにする。
日頃の生活では次のようなことに気をつけて、眼の乾燥を防いだり、ドライアイの症状が軽くなるようにしてみましょう。
- パソコンやスマートフォンの長時間使用を避ける。
- 加湿器などで室内の湿度を一定に保つ。
- エアコンの風が顔に直接当たらないよう注意する。
- コンタクトレンズを長時間使用しない。
- 良質な睡眠を確保する。
- 眼に良い栄養素(ビタミンA、B1、B2、C、Eなど)を積極的に摂る。
疲れた目におすすめ
忙しい1日が終わったら、自宅でできる簡単ケアでドライアイ対策をはじめましょう。
くれぐれも熱すぎないか確認してから、まぶたの上にのせるようにお気を付けて。
出来ることを少しずつ普段の生活に取り入れて、上手に乾燥の季節を乗り切りましょう。