さて、このコラムコーナーでは、健康のためにはバランスのとれた食事が
大事だという事に何度か触れてきました。
バランスの良い食事とは?
実際に私たちの身体が必要とする栄養はどのくらいなのでしょうか。
標準的な日本人が毎日何をどのくらい食べたらよいのか、確認してみたいと思います。
日本人の食事摂取基準(2020年版)
「日本人の食事摂取基準」は、健健康増進法にもとづいて、
国民の健康の保持・増進を図るうえで摂取することが望ましい
エネルギーおよび栄養素の量の基準を厚生労働省が定めたものです。
5年毎に改定されています。最新版:2020年版(2025年まで有効)
この栄養摂取基準に定められているのは、
健康な日本人がその健康を維持したり、さらなる健康を目指す上で、
摂取することが望ましい摂取量です。
さらに、若いうちからの生活習慣病の発症予防と重症化予防、
高齢者の低栄養予防やフレイル予防も視野に入れて策定されています。
※「フレイル」・・・健常状態と要介護状態の中間的な状態であり、
筋力の低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下など
健康障害を起こしやすい脆弱な状態のこと。
日本人の食事摂取基準2020 一部抜粋
上の表は、年齢性別の食事摂取基準を部分抜粋したものです。
エネルギー、ビタミンB2については、身体活動レベルが「ふつう」の場合の食事摂取基準です。
これ以外の身体活動レベルや他の各栄養素について詳しくお知りになりたい方は、
厚生労働省などのホームページなどを検索してみてください。
食事バランスガイド
1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考になるように、
平成17年6月に厚生労働省と農林水産省が決定したガイドもあります。
食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。
この「食事バランスガイド」は、健康な方々の健康づくりを目的に作られたもので、
とても分かりやすくなっています。
毎日これに従って食事を用意するのは大変ですから、
厳密に1日に縛らずに、今日は主食多めだったので翌日は控えめにするなど、
2、3日間でも、主食副菜主菜、乳製品、果物の配分を
おおよそ理想に近づけられたら良いのではないでしょうか。
バランスの良い食事を心掛けると、体調も整ってきます。
せひ意識してみましょう。
※糖尿病や高血圧など、食事に関して医師または管理栄養士などから指導を受けている方は、もちろんその指導に従うことが最善です。