独特の辛味とさわやかな風味をもつ生姜
その特徴から、香辛料や生薬として利用され
人々の健康に長く役立てられてきました
寒い季節、温かい飲み物や、湯豆腐などのお鍋に入れても美味しい
生姜のお話です。
生姜の成分であるジンゲロールは、生姜を加熱したり乾燥させたりすると、
一部がショウガオールという成分に変化します。
ジンゲロールよりも体を芯から温める作用が強いショウガオールは、
冷え性の改善に効果的です。
体の冷えが原因で起こりやすくなる腰痛や膝関節の痛みなどにも、
体を温めることで和らげる効果が期待できます。
注意したいのが、生姜は生のまま食べると体内の熱を取る ので、
逆に身体が冷えてしまう可能性があることです。
暑い夏に、冷ややっこや冷たいそうめん等におろし生姜を添えるのは、
火照った身体を冷やす効果があり、とても理に適った食べ方なのです。
逆に、冷え性の方、寒さや冷えを感じて 体を温めたい場合は、
生姜自体に熱を加えるか乾燥させた粉末で摂ると良いでしょう。
温かい飲み物やスープ、お味噌汁などに入れるのも身体が芯から温まるので
おすすめです。
また、生姜の根茎は健胃作用のある生薬<ショウキョウ>としても利用され、
多くの漢方処方に配合されています。
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